AO入試を軽んじないで

模試が日曜日3週続きなんです。

つまり日曜日以外全て予備校の授業がある私は休みがないという慌ただしい日々なのですが...

どうしても書きたいと思ったことがあり久しぶりにハテナさんにやってきてしまいました!

 

今回そのどうしても書きたかった事というのは「AO入試」についてです。

 

みなさんは「あの先輩○○大学なんだって!すごいよね!でもAOらしいけど笑」とか「AO組は早く決まっちゃっていいよねー」とか「AOってバカでも受かるよね」なんてことを聞いたり言ったりしたことはありませんか?

まだAO入試が導入されてすぐの頃は確かに頭が悪くても適当に書類を書いて受かっちゃったなんて人もいたようです。その結果AOの人は退学率が高いだとか就職率が低いだとかマイナスのイメージを持たれてしまいました。

 

しかし今私達が受けるAO入試は全く違います。

大学や学部によって志願条件や提出書類はとても様々ですが、どの大学のAO入試も決して簡単ではないのです。

私が受験予定の大学も4000字を超える志望理由を書かなければならず、そこには自分がどれだけそのテーマと向き合ってきたか、そしてその大学で学ぶことでどのような社会貢献ができるか、様々なポイントを抑え、教授に大学の利益となるほどの人材になれるのかを見極められる書類なのです。

ただ書けばいいのではなく認めてもらわなければならない。そこに達するまでにAO受験者がどれほど書類を書き直し、考え直し、様々な活動に挑戦しているのでしょうか。

志望理由書以外にも高い語学資格が求められ英検ならば準一級の決められたスコア以上であったり、学部によってはTOFLEなどの海外の語学試験のスコアしか認めていない所もあります。グローバル人材を求めているんですね。

その他にも様々な書類などがありますが、特に大事な2つを紹介しました。

 

私が言いたいのは、AO入試が本当に簡単だと言えますか?ということです。志望理由書の中にはどの教授に学びどの授業をうけ、そこを将来のこの部分に役立てたい、私はここで学ばなければ行けないんだ。そこまで明確化しなければならないのです。また人によっては海外にも足を運び、大学に入る前から既に将来に向けて学ぶべきところを補いに行っています。私も海外に経済を学びに足を運んだ1人です。そのような人達が退学なんかすると思いますか?むしろ未だに大学名やなんとなくオープンキャンパスで雰囲気が良かったからなんていう理由で選んでいる人も存在する筆記試験組と入学後どのような差があるのでしょうか。

 

学力面においても高い語学力やセンターの決められた点数以上など書類だけで受かるなんてことは無いし、むしろ一般対策とそれ以上の対策が求められるのです。

 

AO入試の枠が増えてきているのはAOで合格した先輩達の活躍があることを示しています。

AO入試を軽んじないでください。そしてこの難しいけれど、社会貢献をしたいそこのあなたには必ず価値ある入試です。

 

今年受験生の皆さん共にがんばりましょう。